DATE: 2019/4
産学官連携本部長が編集した「あっどうも、産学官連携本部です。」発刊News
産学官連携の現場って、どのような雰囲気なのでしょうか。実はかなりの数の大型プロジェクトが、小さな会話のタネをきっかけに始まっていたりします。産学官連携本部のスタッフ、教員と企業の肩苦しくない世間話が、時として共同研究のスタートとなったりします。「昨日の新聞に御社が載っていましたね」というようなどこにでもある会話から、「実はこんなものがあるのですが、分析できますかね」、「こんなの面白いと思うんですが作れませんかね」と、最終的には「では一緒にやってみましょう!」というような流れです。本冊子では、そんな世間話から共同研究に結びついた事例を紹介しており、その空気感を知っていただけます。
産学官連携は、本冊子のタイトルの通り“ゆるーく” 始まりますが、大学と企業とがそれぞれのシーズとニーズのマッチングを的確に行いながら、双方にアイディアを出し合い、国の支援のプロジェクトの申請などに向けて協働したり、製品開発に向けて進んでいきます。
「産学官ってどういうもの?と気になっている方にぜひ知ってもらいたい」、「分析してみたい材料や技術課題をどんどんもってきてほしい」そんな産学官連携本部長の思いが詰まった一冊です。