未来へつなぐ支援活動
- 医学部 医学科3年 服部 優希さん
澳门金沙_竞彩足球比分-篮球欧洲杯投注注册推荐の影響で全国的に深刻なマスク不足が続いた5月。服部さんは、自分の手もとには十分なマスクがあるので、足りない人に使ってもらえたらいいのではないかと考え、県内の学生や市民から未使用のマスクの寄付を募る「ふくいからのおくりもの」と名付けた活動を立ち上げました。集まった善意は約6千枚にも上り、県内外の保育園や福祉施設、路上生活者の支援団体などに届けることができました。
この活動の原動力になったのは「誰もが幸せになって欲しい」という強い想い。小学生の頃にユニセフや国境なき医師団の活動から、貧困にあえぐ国では満足な医療が受けられず命を落としてしまう、生まれる場所が違うだけで医療格差が起こる現実を知りました。この問題に向き合うため、服部さんは医師として国際協力をしたいと考えています。将来への一歩として取り組んだのがマスクの支援活動。そこで得た人との新たな繋がりを生かし、現在は自宅学習が困難な小?中学生に向けて学習支援の方法を模索しています。家庭環境の違いなどで起こる学習面の格差を少しでもなくし、子どもたちに未来を広げて欲しいと、着実に踏み出しています。