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福井大学の国際化戦略

基本方針?ミッション

福大ビジョン2040』では、国際化先進県を目標とする福井県において、世界と伍する教育研究環境の構築を目指すとともに、自らを国際化し、かつ世界との往還の迅速化により地域の国際化を牽引するために「福井と世界を結ぶゲートウェイ」を立ち位置として、国際化戦略を推進することとしています。
このために、本学の国際化では、欧米の大学はもとより、アジア?アフリカを重点地域とした交流促進と国際展開等を推進し、地域の国際化の牽引では、地域企業の海外進出支援や外国人留学生の受入れ?県内定着の促進等に取り組むことをミッションとしてます。

目標

この基本方針?ミッションを基に、第4期中期目標?中期計画では、学生の海外派遣の拡大や、優秀な外国人留学生の獲得と卒業?修了後のネットワーク化、海外の大学と連携した国際的な教育プログラムの提供等により、異なる価値観に触れ、国際感覚を持った人材を養成することを目標に定めました。主に、次の3つの計画を実現するため、教職員一丸となって行動します。

  1. 優秀な正規留学生をリクルートすること、正規留学生の満足度を高めることを目指し、優秀な留学生の受入?支援体制の整備、留学生への支援体制の整備及び留学生の満足度を総合的に評価する評価指標の構築を実現する。
  2. ポストコロナ時代に向けて、オンラインを含む多様な国際学修プログラムを構築すること、日本人学生が世界に貢献し得る英語運用能力と国際通用性を高めてグローバルに活躍する卓越高度専門職業人を育成することを目指し、国際学修の多様化、並びに国際通用性の評価、その評価結果を教育改善にフィードバックする体制の構築、その体制の中核となる語学センターを発展させたグローバル人材育成研究センター(仮称)の設置を実現する。
  3. 総合教職開発本部と連携しながら教職大学院をハブとした国際的な教師教育改革推進組織の確立とそれによる教育課程と教育内容の高度グローバル化を目指し、シンガポール国立教育研究所(NIE)協定に基づく交換留学に加えて、海外教員研修留学生の受入拡大、エジプト?日本教育パートナーシップ(EJEP)人材育成事業研修及び国際協力開発機構(JICA)課題別研修それぞれの受講生のネットワーク化と相互交流拡張、JICA草の根技術協力事業によるアフリカ地域を主とした教師学習コミュニティのネットワーク化、経済協力開発機構(OECD) Education 2030と連動したグローカル教育コンソーシアムの確立、これらを連合教職大学院の教育課程?教育内容と連動させた大学院レベルでのグローバル教育を実施する。
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