10月26日(土)、グローバル人材育成研究センター長のディラン?ジョーンズ教授は、坂井市役所を訪れ、3月にウェールズを訪問予定の坂井市の中学生18名に事前研修を行いました。
この研修は、坂井市とウェールズの首都カーディフとの交流プログラムの一環として実施され、生徒たちは、英国やウェールズの文化、特にウェールズ語について学びを深めました。ジョーンズ教授とともに指導に当たった春江西小学校の中川遥先生は、かつてこのプログラムに参加した経験を持ち、その後、福井大学教育学部で教員になるために研鑽を積みました。現在は音楽と英語の教師として活躍されています。
研修では、生徒たちはウェールズ国歌の歌唱に挑戦するなど、積極的に学習に取り組みました。まったくの外国語であるウェールズ語を学ぶことに対し、生徒たちは並々ならぬ熱意を示し、先生方を感心させました。
ジョーンズ教授と中川先生は、生徒たちの知性と熱意に感銘を受け、「彼らの学習意欲は素晴らしい。3月のウェールズ訪問が楽しみだ」と述べました。
コロナ禍の影響により、5年以上ウェールズ訪問が叶わなかった生徒たちにとって、今回のプログラム再開は大きな喜びとなっています。生徒たちは1月に最後の研修を行い、ウェールズへと旅立ちます。
この交流プログラムを通じて、生徒たちは異文化理解を深め、国際的な視野を養う貴重な経験を得ることが期待されます。