「第102回国立大学医学部長会議」が10月20日、福井市内のホテルで開催され、文部科学省の黒澤修身医学教育課課長補佐、山田泰造大学振興課大学入試室長、厚生労働省の岡部渉医事課医師臨床研修推進室長をはじめ、全国42国立大学の医学部長等約100人が出席しました。
会議では、当番校である福井大学の内木宏延医学部長が議長を務め、①大学医学部の教育病院の在り方、②臨床教育、③教育制度?カリキュラム、④卒業時モデル?コア?コンピテンシー、⑤放射線の健康リスク科学教育の必修化、⑥地域医療?医療人育成、⑦研究推進?大学院教育、⑧研究倫理、⑨国立大学医学部における医学教育の指針編集、に関する検討状況について各委員会等から報告がありました。
続いて、「「UpToDate?」契約額の高騰について」、「ICTを利用した診療参加型臨床実習についての事例紹介」等について協議が行われました。
午後は来賓との討論会があり、黒澤課長補佐、岡部室長に、相澤孝夫日本病院会会長、山下英俊日本専門医機構副理事長を交え、「今後あるべき卒前卒後の医学教育」をテーマにパネルディスカッションが行われました。最後に、次期当番校である宮崎大学の丸山眞杉医学部長から挨拶がありました。