福井大学医学部附属病院は8月1日、県内の高校生を対象に「一日看護体験」を行いました。看護の道を志すきっかけや進路選択の一助にしてもらおうと、毎年、実施しています。今年は県内5つの高校から32名が参加しました。
白衣を着用して髪を整えた高校生らは、各病棟で現役看護師に連れられ、看護の業務や処置を見学し、昼食の配膳など看護師の仕事の一端を体験した。先輩看護師との交流会もあり、先輩たちが看護師を志した理由、仕事のやりがいやプライベートの話に耳を傾けた。質問タイムでは「看護師に一番大切なものは何か」「大学卒と専門学校卒の看護師の違い」「どのような受験勉強をしたか」など熱心に尋ねていました。
感想として「病棟で働く看護師はどの患者さんにも笑顔で、看護師になりたいという気持ちが強くなった」「配膳のときに患者さんから『ありがとう』『お疲れ様』と言ってもらえたことがうれしかった」「病棟や病院が、使いやすさや便利さを追求した造りになっていて驚いた」といった声が飛び出し、参加した高校生にとって感動の一日となりました。