福井大学教育学部附属幼稚園が「ソニー幼児教育支援プログラム2023年度保育実践論文」で最優秀園を受賞しました。ソニー教育財団が「科学する心」を育む環境づくりの支援のために実施しており、全国の幼稚園?保育所?認定こども園から論文を募り助成を行っているもので、121件の応募の中から最優秀園2園の1つに選ばれました。
本園は「科学する心」を、「遊びの中で出会うさまざまな対象を『好き』になり、その先の探究の世界に向かって、もっと知りたい?やりたいと探究していくこと」と考え、宇宙遊びを核にして遊びのプロセスを観察。日々の子どもたちのエピソードを蓄積し、そこでの保育者の関わりや環境構成を分析して、論文「好きが広がり、世界をひらく~宇宙研究所を通して~」にまとめプログラムに応募しました。
審査講評では「科学する心」と「愛」という言葉が結びつく論文は、大変ユニークでさまざまな援助の工夫が論文にわかりやすく示されており、他園の参考なる」と高く評価され、今後の独創的な実践にも期待が寄せられました。
本園は、これらも科学する心がさまざまなところで芽吹くように保育を展開していきます。