文京?松岡両キャンパスの学生サークルの代表を対象に9月27日、文京キャンパス総合研究棟大会議室で、サークル?リーダーシップ?トレーニングを開催しました。
この研修は、サークル相互の連帯を深めるとともに、集団における人間関係の在り方を学び、リーダーとしての見識を養うことを目的として毎年実施しています。第14回の今年は、両キャンパスの104サークル(文京71?松岡33)が参加しました。
学生は20のグループに分かれ、保健管理センターの髙橋哲也准教授のメンタルヘルスに関する講演に続き、後藤綾文特命講師の指導で、「リフレーミング」と呼ばれる手法で、自分や相手の「短所」について見方を変えることで人に対する関わり方が変化することを学びました。具体的には、「ドラえもん」の「のび太とジャイアン」を題材にグループワーク、ジャイアンの「いじわる」は「構いたがり」、「自己中」は「自分を大事にしている」などの意見が出ました。
さらに、顧客満足度調査等でも用いる、「強み」に着目する考え方「アプリシエーティブ?アプローチ」(長所注目型)を紹介。「サークルのステキさ発見」をテーマに、一人ひとりが付箋にサークルの持ち味を書き出してディスカッションを行い、「仲間」「交流」「環境」「協力」など、サークルの良さを再確認しました。
最後に、後藤特命講師が「辛いとき困ったときだけではなく、自分が成長したいと感じた時も学生総合相談室や保健管理センターに相談してほしい」と語りかけました。