繊維技術は衣料分野だけでなく、IT?医療?機械工学といった様々な非衣料分野でも重要な材料として可能性を広げています。今回のシンポジウムは日本の繊維産業の重要なポテンシャルを有する福井で、繊維およびテキスタイルの新しい展開を目指す福井大学の協定大学校から先端の研究者をお招きし、発表が行われました。福井が世界でも有数の繊維の産地であるという点にも注目されており、企業見学も実施されました。
シンポジウムのプログラムには、本学の堀先生?小形先生の他、繊維学会会長 木村氏による「バイオの力で繊維原料を開発する研究」の発表がありました。また、本学からサマースクール参加の実績がある仏 リヨン繊維?科学技術院のNathalie ?Pinton氏から、国際交流といった観点からお話をいただくことになっています。今回のシンポジウムをきっかけに本学と海外の大学との連携を密にし、国際的な研究の情報交換をする礎を築きあげていきます。