福井大学は、9月1日、福井県越前市、武生商工会議所、越前市商工会との4者による包括的地域連携を締結しました。
福井大学と越前市は、これまで、各種審議会?委員会委員としての参画や各種講座への講師派遣などにより連携を深めてきました。このたび、地域の発展を目的とし、「ひとづくり、ものづくり、まちづくり」の分野において長期的視点に立った相互協力を推進するため、包括的な協定を結ぶことになりました。
協定書を交わした眞弓光文学長は「県内唯一の国立大学の使命として、人材育成と科学的価値を創出するため、しっかりと地域に軸足を置きながら、地域とともに推進していきたい」、奈良俊幸越前市長は「子どもの夢を育む教育や、人口減少を見据えたまちづくり等の施策を長期的視点で行うため、福井大学の知識を借りるとともに、重要なパートナーである武生商工会議所、越前市商工会と手を取りながら進めていきたい」、三田村俊文武生商工会義所会頭は「厳しい環境下にある地域の経済を支援していくため、今回の協定締結は大変心強い」、蓑輪一美越前市商工会会長は「本協定の締結を契機に、少しでも多くの中小企業?小規模企業を支援していきたい」と述べました。