福井大学は、近年続く物価高騰の影響を受ける学生を支援するため、文京キャンパスの生協食堂でライス全サイズを99円で、松岡キャンパスでは主要メニューを100円引きで提供する取り組みを6月2日から6日まで実施しています。
本学学生を対象に昨年10月に行った「第60回学生生活実態調査(学調)」では、「生活費やお金のこと」に関する悩みが多く、特に節約したい支出項目として「外食費を含む食費」が最も挙げられました。こうした背景を踏まえ、学生が安心して学業に専念できるよう「食」の負担軽減を目的に、本学に寄せられた寄附を活用して本取り組みを実現しました。
文京キャンパスの食堂では、昼食時になるとお腹をすかせた学生らが列を作り、ライスを次々にお盆にのせて、美味しそうに頬張る姿が見られました。内木宏延学長も視察に訪れ、学生に「食」の大切さを伝えていました。
学生からは、「いつもは小サイズを頼むが、今日は大にした。期間中は毎日来たい」「お米を食べて、勉強も部活も頑張ります」「またこのような企画を実施してほしい」など、喜びの声が聞かれました。
本学では今後も、学生生活を支援するさまざまな取り組みを検討していきます。