福井大学では,「平成24年度管理職研修」の第1回目を4月11日に実施し,部長級から課長補佐級までの事務局職員38名が受講した。
この研修は,平成23年に策定した「事務局ビジョン」を事務局の全職員に浸透させるため,管理職に事務局ビジョンの具体的なイメージを共有させ,必要なスキルを修得させると共に,大学マネジメントサイドでの重要な担い手としての資質向上を図ることを目的としている。今年度中に計5回,延べ7日間にわたり,グループ討議,ロールプレイング等を交えながら全員参加型のスタイルで行う。
1回目は,「組織はなぜ改革が必要なのか」というテーマで,経営品質の基本理念に対する理解を深めるとともに,SWOT分析(本学の強みと弱み?機会と脅威)等により活発なグループ討議?発表が行われ,改革の必要性について再確認するとともに,次回のテーマである「事務局ビジョンの定義と共有」に向けたスキルの基礎作りを図った。
受講者からは,「グループ討議を通じ,本学の強み?弱みについて意見交換をすることができ,とても参考になった」等の感想が多く聞かれ,大変有意義な研修となった。