福井大学では、2月9日に「技術経営カリキュラム修了認定証」および「実践道場?産業技術エキスパート認定証」授与式を挙行し、学長より総勢52名の修了生に認定証が授与されました。
「技術経営カリキュラム(MOT)」事業は、アントレプレナシップ(企業家精神)を備え、ビジネス感覚や実践的スキルを有する視野の広い人材の育成を目的とし、大学院工学研究科博士前期課程の学生を対象に平成18年度より実施しています。学外の企業経営者を講師として招いたMOTを基盤とした知的財産、マーケティング、マネジメントなど講義と、ビジネスプラン作成や試作?試販売などの実習で構成されており、今回の修了生49名を加え、これまで191名の修了生が「技術経営カリキュラム修了認定証」を授与されています。
また、「実践道場産業技術エキスパート」事業は、平成22年度より広い視野を持ち,自ら考え行動していく自律型産業人材の育成を目的として、大学院工学研究科博士後期課程学生、機関研究員や若手社会人を対象に、実施している実践教育プログラムです。今回、初めての修了生3名に「産業技術エキスパート(福井大学)」の称号が授与されました。
授与式では、学長や学内教員のみならず、学外講師も出席し、修了生には今後の活躍への期待とエールが送られ、修了生からは、その期待に応えて社会で活躍する強い決意が述べられました。