「α1アドレナリン受容体の表現型薬理学の確立と排尿障害治療薬への応用が評価」
福井県内において科学技術の開発または学術研究に携わり、福井県の発展に大きく寄与されたと認められた者に贈られる「第7回福井科学学術大賞」に医学部医学科薬理学領域村松郁延教授が選ばれました。
この賞は、「福井県版ミニ?ノーベル賞」として「物理」「化学」「医学?生理学」「経済」の5分野の業績が対象となります。
2月7日、福井県民ホールで表彰式が行われ、村松教授は、「福井へ来て30年、この研究には基礎研究に20年を費やした。応用され、治療薬となったことは非常に幸運だった。素晴らしい賞をいただき、大変うれしい。今後も県民のみなさんの生活の質の向上を目指し、新薬の開発とともに研究では新しい概念を世界に広げたい。」と受賞の喜びと今後への意欲を語りました。