平成23年5月11日
学生の皆さんへ
学長
東日本大震災に伴う災害ボランティア活動に関するお願いについて
東日本大震災の発生から2ケ月を経過しました。被災地におけるボランティア活動については、次第に受入体制が整いつつあり、被災地で復興を支援したいと考えている人もいるかと思いますが、被災地ではいまだ規模の大きな余震があり、慎重な対応が必要な状況にあります。
このため、ボランティア活動への参加に当たっては、災害ボランティアの心得や現地の情報をよく確認して慎重に計画をたて、必ず事前に大学に届け出るとともに、保険に加入するなど、以下の点に留意してください。
なお、この方針は前期授業期間中のものとし、夏季休業以降の方針は、改めてホームページ等でお知らせします。
原則1週間以内に限り、次の活動への参加を認めます。
なお、上記以外の「学生同士」や「個人」で、被災地の災害ボランティアセンターにボランティア活動の登録を行って参加することを希望する場合は、下記【相談等窓口】に相談してください。
参加者には、次の修学上の配慮を行います。詳細は下記【相談等窓口】で相談してください。
(教育地域科学部?工学部及び教育学研究科?工学研究科の学生)
1週間以内に限り特別に「公欠※」を認める。ただし、一つの授業科目に対し1回のみ認めることとし、複数回は認めない。また、教育実習?インターンシップ期間は参加を認めない。(※公欠:授業に出席しなくても、欠席扱いとしない)
(医学部及び医学系研究科の学生)
原則として、長期休業中のみ参加を認め、授業期間中の参加は認めない。
次のサイトで確認してください。
参加に当たっては、必ず保険に加入してください。保険の種類によっては、保険の対象範囲等の条件が異なりますので、下記【相談等窓口】に相談してください。
参加に当たっては、事前に届出書により必ず下記【相談等窓口】へ届け出てください。その際、指導教員又は助言教員の確認印を押印してもらってください。
また、活動を終えた後は、速やかに報告書を下記【相談等窓口】へ提出してください。
なお、福井県災害ボランティアセンター連絡会の活動については、参加希望者が多く派遣枠に入ることが困難な状況にあるため、同センターに対し学生派遣枠の確保を働きかけることを検討していますので、同センターに災害ボランティア事前登録を行った場合は、下記【相談等窓口】へ連絡してください。
ボランティア活動参加に当たっての安全管理、心構え等に関する事前説明会を次のとおり開催しますので、参加してください。(詳細は決定次第、ホームページ等でお知らせします。)
日時:5月中旬
場所:未定
また、次のとおり災害ボランティア講演会「被災地に寄り添って」を開催しますので、併せて参加してください。
日時:5月28日(土)10:00?12:00
場所:総合研究棟?2階 総合大2講義室(文京キャンパス)
講師:被災地NGO 協働センタースタッフ 吉椿 雅道氏
ボランティア活動を終えた学生による被災地の状況や活動内容に関する報告会を開催しますので、今後参加予定の学生も含めて参加してください。(日時等の詳細は決定次第、ホームページ等でお知らせします。)
活動中につらい体験をしたこと等により、強いストレスを感じている場合は、保健管理センター(文京キャンパス)又は保健センター(松岡キャンパス)に相談してください。
【相談等窓口】