福井大学では、文京?松岡の両キャンパスで、「平成22年度福井大学一日遊学」を開催しました。この「一日遊学」は、地域住民に大学の研究や教育に触れる機会を提供し、より一層、同大を身近に感じてもらうことを目的に開催されています。
10月16日に文京キャンパスで開催された「福井大学一日遊学 in 文京」では、アフリカの太鼓「ジェンベ」奏者のジョセフ?ンコシ氏を迎え、構内を太鼓のリズムに合わせ練り歩きました。また、同大生活協同組合の協力のもと、コミュニケーションが苦手な子どもが店員となり、接客体験を通じて地域住民と交流する「こども店員&生協 一日遊学出張所」が設けられました。同時開催された工学部の教育GPの成果発表会「第7回福井大学元気プロジェクトまつり」では、学生の実践教育の成果がテーマ毎に展示され、関連する工作体験が実施されました。
10月24日、医学部「暁祭」と合同で松岡キャンパスで開催された「福井大学一日遊学 in 松岡」では、高校生を対象とした「医学ツアー」をはじめ、一般市民を対象とした「医学講座」や医学部教育を紹介する「医学展」が行われました。出産シミュレータで分娩管理を行う擬似体験や、新生児の人形で気管挿入を体験できる「一日産科医体験コーナー」では、小さい子供から立会出産の経験のある父親まで多くの地域住民が参加しました。
同大では、今後もより多くの地域住民と広く接する機会をもつ取り組みをすすめていきます。