トップ懇談会を開催しました。

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3月9日、福井を代表する企業からなる産学官連携本部協力会の会員企業トップと福田優学長ら本学トップとの懇談会を、文京キャンパスで開催しました。

今回で10回目を迎える同懇談会は、より幅広い意見交換を行うことを目的に初めて分科会形式で開催しました。産(協力会)、学(大学)、官(福井県をはじめとする関係機関)の各分野から参加した約80名が、人材育成分科会と研究分科会の二つに分かれて活発に意見を交換しました。

人材育成分科会では、大学側が平成22年度から取り組む重点事項である、博士課程の学生や非常勤研究員、企業の若手社員らに、現場感覚や企画力などを学ぶ場を提供する「産業現場に即応する実践道場の構築」の概要を説明。同道場の活動をバックアップするための4つの専門家集団「コンソーシアム」への参加を協力会に要請しました。企業側からは、「企業のニーズを取り入れたカリキュラムをつくる必要がある」などの意見が出されました。

研究分科会では、電池材料や精密加工部材など新エネルギー、省エネルギー関連の開発、事業化を加速させるため、大学内に整備する「地域産学官共同研究拠点」への積極的な支援や参加を求めました。

本学では、今後も定期的に産学官のトップが自由闊達に意見交換する場を設け、地域イノベーションを目指す産学官連携拠点の形成の深化を図っていきたいとしています。

│ 2010年3月18日 │
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