7月3?4日、6月にリニューアルオープンした総合図書館の庭園で、建築建設工学科と建築建設工学専攻の学生13名によるイルミネーション企画「夏越の灯(なごしのあかり)」を実施し、光源約500個によって幻想的な空間が創り出されました。本企画は、問題解決型授業と学際実験?実習の一環で、昨年冬に雑木林を照明した、灯りプロジェクト「雪月夜」の第2弾として実施されました。
今回七夕に因み、学生たちは、庭園を、小川を境に織姫エリアと彦星エリアとに分け、各ゾーンをコンセプトに沿った器具、照明方法でライトアップしました。また、「灯りプロジェクト」第1弾でも使用した、ろうそくのように灯が揺らぐ「ゆらぎLEDろうそく」をさらに改良し、越前和紙と組み合わせ、温かみのある光を演出しました。他にも、芝生の上に散りばめられたキャンドルや、小川に行灯など、様々な種類の「灯り」が設置され、キャンパス内を通る学生や地域住民など多くの人が、立ち止まって見入っていました。また、冬にもぜひ催してほしいとのリクエストが寄せられました。