福井大学医学部附属病院では、3月30日、臨床教育研修センターの竣工式が挙行されました。本学医学部附属病院は、今年で開院25周年という記念すべき年を迎え、その記念事業として同センターが建設されました。式に先立ち、福田学長、上田医学部長、山口医学部附属病院長、本多医学部同窓会会長、川田セーレン(株)代表取締役社長によるテープカット後、竣工式には、学内外の関係者約100名が出席し、完成を祝いました。また、同センターの完成を記念して、卒後臨床研修センターの寺澤 秀一 副センター長による「地域のニーズにあった医療人養成」をテーマにした講演がありました。式終了後、施設見学があり、コンピュータ内蔵の人形を多数常備したスキルラボや、仮眠スペース3室を備えた研修医室など、出席者は熱心に見学しました。
臨床教育研修センターは、臨床教育の拠点として研修医をはじめとする多くの医療人に対し、医療技術や知識の習得を提供する場として有効活用されます。同センターの完成により、臨床研修医、看護師ほか医療技術者の教育環境が充実し、今後さらに実践力の高い医療人育成が期待されます。