1月9日、工学部で、本年度文科省より採択された「質の高い大学教育推進プログラム」の事業「夢を形にする技術者養成プログラム」の一環として、「ものづくり講演会」を開催しました。学生主体の統合型体験学習を通じて、工学部の理念?目的でもある「夢を形にする技術者IMAGINEER」の養成に資するため、対象は学部および大学院生となっています。
まず、「有機物や生体分子を使用した光デバイス」と題して、広島大学ナノデバイス?バイオ融合科学研究所 特任教授 榎波 康文 氏の講演があり、光導波路を用いたデバイス応用やバイオ研究に関連のある先進的な研究例を示しました。
また、国立障害者リハビリテーションセンター研究所 博士 小松 知章 氏による「分野を越えて、国民の福祉のために」と題した講演がありました。「障害者を支えるモノたちを生み出す」ため、医学?脳科学をはじめ、電子?機械?細胞工学、さらには社会工学や経済学まで駆使していることを示しました。
最先端の「ものづくり」について聴講した学生からは、様々な質問が出され、好評のうちに講演会は終了しました。