11月21日、福井地区中消防署の救急救命士2名を講師に迎え、福井大学では初めてとなる留学生対象の救急救命講習会を行いました。留学生16名が参加し、応急手当の基礎知識や自動体外式除細動器(AED)の操作方法について、留学生センターの中島 清教授の通訳を交えて学びました。
「延命治療拒否の有無をどう確認したらいいのか」といった質問に、日本と外国との医療に対する意識の違いを感じる場面もありましたが、「まずは助ける」という緊急時の対応の重要性を体得していました。受講した留学生は「思ったより疲れたが、一度訓練したことで、もしそういう場所に居合わせたとしても慌てず対応できそうだ」と話しており、保健管理センターでも、留学生対象とした救急救命講習会を今後も続けていきたいとしています。