9月26日、文京キャンパスにおいて「教養教育GPフォーラム」を開催しました。
「大学の教養教育に期待するもの―福井大学のGPの取組をとおして―」をテーマに、平成17年度特色GPに採択された「より質の高い現代的な教養教育をめざして」の4年間の取組報告や基調講演、パネルディスカッションを行いました。
小原芳明 玉川大学長の「教養教育の役割―学士課程が期待されていることに応えるために―」、仙波憲一 青山学院大学教授の「共通教育のあり方―実践的点検?評価と今後の展望―」の二つの基調講演では、“大学って何?”の問い掛けから始まり、教養教育の考え方、福井大学が日本社会、国民に提供すべき人材や知財などについて、“教養教育の果たす役割”を中心に、様々な提案がありました。
パネルディスカッションでは、講師、IT企業社長、高校教員に交じり、卒業生もパネリストとして参加しました。大学、高校、企業、卒業生など、それぞれの立場からの率直な意見や提言があり、本学の教養教育に対する内外からの期待が表れていました。
フォーラムには、沖縄など全国各地から学外教員や本学教職員約130人が参加し、熱心に聞き入っていました。