8月11日、附属国際原子力工学研究所で異分野横断セミナーおよび原子力防災関連報告会を開催しました。同研究所では、医学部看護学科と協働し、それぞれ原子力防災における学校や病院の対応に関する図上訓練などを検討しています。
セミナーでは、前福島大学うつくしまふくしま未来支援センター いわき?双葉地域支援サテライト担当の西川珠美さんに、福島県川内村での活動や現在の状況について講演いただきました。
活動報告会では、医学系研究科災害看護学専攻の朝田 和枝さんが先月、看護学科が行った「福島県の子どもさんとお母様との遊びと語りのプロジェクト」について、附属国際原子力工学研究所 安田 仲宏教授が9月に予定している「福島と福井をつなぐ医工連携?学生の輪」(草の根NPO等活動支援事業?経済産業省資源エネルギー庁:事務局 日本立地センター)に関して、報告を行いました。
さらに、同研究所と医学部看護学科が進める、原子力災害に備えた図上シミュレーションの進捗と敦賀市内で実施している原子力防災研修についても報告、一般からの参加者や学生との間で今後の活動について活発な意見交換が行われました。