3月23日、令和初めての福井大学学位記授与式(卒業式)を挙行しました。今年度は、コロナウイルス対策のため、学内のアカデミーホールで例年より縮小して行われ、上田孝典学長から、各学部?大学院の代表者にそれぞれ学位記が授与されました。
上田学長は式辞の中で、「謙虚な心と同時にプライドもあわせ持ち、自らのペースで今後の社会に乗り出して頂きたいと思います。学門の府の卒業生として、社会に出てからも、学びの仕方は学生時代と異なると思いますが、生涯学び続ける意欲を持って欲しい。また、海外からの留学生の皆様は母国に帰られても、我々との友好の気持ちが末長く続くことを願っています」と述べ、「自らに対する今少しの自信とプライドをもって社会と世界を歩んでいただきたい」と激励しました。
卒業生?修了生を代表して国際地域学部の藤堂 智江さんが、「コロナウイルスで卒業式の開催が危惧されるなか、このような形で開いていただき誠にありがとうございました」と御礼を述べ、「国際地域学部の第一期生として、入学し多くの人や文化に出合う機会を私たちに与えてくださったことに、心から感謝しています。ただ、心残りがあるとすれば、今日、その仲間たちとこの場を共にすることができなったかったことです。今後、それぞれの道を通して社会に貢献していくことを誓います」と謝辞を締めくくりました。
キャンパス内では、卒業式の看板を前に研究室の仲間や友人らと笑顔で写真撮影する様子が見受けられました。
令和最初の式では、学部生884名、大学院生382名の計1,266名が学位を授与し、本学を巣立ちました。
なお、式典の様子は、以下のアドレスからご覧いただけます。
当日会場にお越しいただけなかった方やライブ配信を見られなかった方は、ぜひご覧ください。
YouTube「令和元年度福井大学学位記授与式」
https://youtu.be/4FdAXrSTck4