11月26日、本学医学部附属病院と永平寺町は、永平寺町消防本部管内において集団的に発生する傷病者の救急医療対策に関して、応援協定を締結しました。
平成7年の阪神淡路大震災や平成16年の新潟県中越沖地震は、全国の自治体に大きな課題を投げかけましたが、その一つに地域防災計画の見直しがあります。永平寺町消防本部においても「集団災害救急救助業務」の見直しを図られていたところですが、集団災害発生時における応援、支援体制の充実強化、さらには機関の特性に応じた応援、支援活動は必須条件であることから、救急医療に実績のある本学医学部附属病院との協定調印の運びとなりました。
上田病院長は、「今回の協定締結により、本院の医療スタッフが安心して災害発生現場へ出動できるようになり、また、消防関係の皆さまとの連携が一層深まるものと確信している。」と挨拶しました。