本学は令和4年4月に地域創生推進本部に附属創生人材センターと附属嶺南地域共創センターを設置し、地域振興と地域課題の解決を目指す社会共創教育の実現など、様々な取り組みを推進してきました。3月27日(月)には、地域の持続的な発展に寄与していくことを目的にシンポジウムを開催し、福井会場と小浜会場合わせて約93名が参加しました。
開会に先立ち、本学の上田孝典学長は「初年度の取り組みを報告するとともに、更に取り組みを推進し、一層力を発揮できるよう努めたい」と挨拶しました。
基調講演ではタイ国立コンケン大学人文社会科学部社会科学専攻のスカニャ アイミサン准教授が「人文?社会科学の役割による地域発展とKKU戦略」をテーマに講演。「コンケン大学は、国連の持続可能な開発目標、グローバルなSDGsを達成するために、大学の様々な研究による技術を学際的なアプローチで応用し、より良い未来のため、特にアジアまたは亜熱帯地域への貢献を続けていく」と話しました。
また、株式会社まちづくり小浜の御子柴 北斗代表取締役が「地域にやりがいをつくる~小浜における地域活性化の取組から~」をテーマに講演した他、両センター長によるプロジェクト説明や教員?学生による取り組みの発表、自治体関係者らによるリレートークが行われました。
両センターでは今後も、地域振興と地域社会で活躍できる人材の育成に取り組んでいきます。