12月9日、本学工学部は前身の福井高等工業学校から創立100年を迎え、記念祝賀会を文京キャンパスで挙行し、卒業生、企業代表者、大学関係者など91名が参加しました。
福井高等工業学校は、大正12年12月10日、建築科、機械科、繊維工業科の3科で設立。工学部は高等工業学校を含め5万人以上の卒業生を送り出しています。
明石行生工学部長は式辞で、工学部創立100周年記念事業に多くの寄附をいただいたことへの感謝を述べ「本事業を通じてより団結力のあるコミュニティを形成し、学生の満足度の向上と志願者の増加に繋げたい」としました。工学部同窓会である工業会の堀照夫理事長は祝辞で「世界に向け、次の100年にさらなる飛躍を期待する」と話しました。
また、本学卒業生で、現在福井工業大学で教鞭をとる市川秀和教授が「工学部百年の礎」をテーマに講演。高等工業学校の初代校長關盛治が余命宣告を受けながらも学校設置に尽力したこと、福井大震災の全校舎倒壊からの復興、100年の風雪に耐え工学部を見守っていたクスノキの話などに触れ参加者も興味深く聞き入っていました。
他にも、工学部1期生の川上英男本学名誉教授の講演、卒業生と企業代表者、本学教員、学生によるパネルディスカッションなど大いに盛り上がりました。
本学では、令和6年7月20日に100周年記念式典を開催予定です。詳しくはこちら
https://www.eng.u-fukui.ac.jp/100kinen/をご覧ください。